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苅萱
ふりがな文庫
“苅萱”の読み方と例文
読み方
割合
かるかや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かるかや
(逆引き)
霜枯
(
しもが
)
れそめた
矮
(
ひく
)
い
薄
(
すすき
)
や
苅萱
(
かるかや
)
や他の枯草の中を、人が踏みならした路が
幾条
(
いくすじ
)
か
麓
(
ふもと
)
から
頂
(
いただき
)
へと通うて居る。余等は其一を伝うて上った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
終
(
しまひ
)
には往生寺の山の上に登つて、
苅萱
(
かるかや
)
の墓の
畔
(
ほとり
)
に立ち乍ら、
大
(
おほき
)
な声を出して呼び叫んだ時代のことを憶出して見ると——実に一生の
光景
(
ありさま
)
は変りはてた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
それを
覗
(
のぞ
)
き込もうとすると、墓と墓との間の丈なす
尾花
(
おばな
)
苅萱
(
かるかや
)
の間から、一人の女性が現われて、その覆面の中から、凄い目をして、
吃
(
きっ
)
と兵馬を
睨
(
にら
)
みつけて
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
苅萱(かるかや)の例文をもっと
(11作品)
見る
“苅萱”の解説
苅萱(かるかや)とは、出家した武士、苅萱道心とその息子石道丸にまつわる物語。説経節、浄瑠璃、歌舞伎、読本などで作品化されている。説教節では「五説教」のひとつであり、代表的な演目のひとつとして扱われてきた。近年では教育まんがなどでも作品化が試みられている。主人公の名を付し、石童丸(いしどうまる)と称されることがある。
(出典:Wikipedia)
苅
漢検準1級
部首:⾋
7画
萱
漢検準1級
部首:⾋
12画
“苅萱”で始まる語句
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