トップ
>
満更
ふりがな文庫
“満更”のいろいろな読み方と例文
旧字:
滿更
読み方
割合
まんざら
95.0%
まんざ
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんざら
(逆引き)
「あの
誘拐
(
かどわかし
)
なら、俺の方じゃもう
検挙
(
あげ
)
るばかりになっているんだ。
満更
(
まんざら
)
知らねえ顔でもない兄哥に恥を掻かせるでもないと思ってね」
銭形平次捕物控:002 振袖源太
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
なかには
埃塗
(
ほこりまみ
)
れの手で、湯気の立つたスウプの皿を持つてゐるのを見掛けたと言ふからには、これも
満更
(
まんざら
)
嘘だとばかしは言はれない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
満更(まんざら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
まんざ
(逆引き)
男の
酔狂
(
すいきょう
)
を笑いながら、しかし、女も
満更
(
まんざ
)
ら好奇心がない訳でなく、蝋燭のついた行燈を取って、男の手の上にさしつけてやるのであった。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「ところで、我々の勝負だが、この場の形勢は一体どちらに勝目があると思うね。君も
満更
(
まんざ
)
ら馬鹿ではないのだから、その位の目先は利く筈だが」
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
満更(まんざ)の例文をもっと
(5作品)
見る
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“満”で始まる語句
満
満足
満腔
満洲
満々
満潮
満干
満天星
満目
満山
“満更”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
夏目漱石
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
野村胡堂
谷譲次
南方熊楠
高村光雲
薄田泣菫
佐々木邦