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さしひき
ふりがな文庫
“さしひき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
差引
58.8%
満干
17.6%
滿干
17.6%
加減
5.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
差引
(逆引き)
そして水が
退
(
ひ
)
くと一緒に、いつの間にかまた
旧
(
もと
)
の位置に帰つてゐる。丁度
鳰鳥
(
かいつぶり
)
の浮巣が潮の
差引
(
さしひき
)
につれて
上
(
あが
)
つたり
下
(
お
)
りたりするやうな工合に……
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
さしひき(差引)の例文をもっと
(10作品)
見る
満干
(逆引き)
あゝ東京の街! 右から左から、刻一刻に
満干
(
さしひき
)
する人の
潮
(
うしほ
)
! 三方から電車と人とが
崩
(
なだ
)
れて来る三丁目の
喧囂
(
けんかう
)
は、
宛
(
さな
)
がら今にも戦が始りさうだ。お定はもう一歩も前に進みかねた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
さしひき(満干)の例文をもっと
(3作品)
見る
滿干
(逆引き)
それが、少し
難
(
むづ
)
かしい問題であると、藤野さんは手を擧げながら、若くは手を擧げずに、屹度後ろを向いて私の方を見る。私は、其眼に
滿干
(
さしひき
)
する微かな波をも
見遁
(
みのが
)
す事はなかつた。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
さしひき(滿干)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
加減
(逆引き)
「二進が一進、二進が一進、
二一
(
にいち
)
天作の
五
(
ご
)
、
五一三六七八九
(
ぐいちさぶろくななやあここの
)
。」と、饂飩の帳の
伸縮
(
のびちぢ
)
みは、
加減
(
さしひき
)
だけで済むものを、
醤油
(
したじ
)
に水を割算段。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さしひき(加減)の例文をもっと
(1作品)
見る
“さしひき”の意味
《名詞》
ある数量から他の数量を引き去ること。また、その残り。
(潮・体温などが)増減すること。
《動詞》
さしひき
差し引く。
(潮・体温などが)増減する。
「さしひく」の連用形。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
まんかん
みちひ
みちひき
あんべい
かげん
さしひ