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喧囂
ふりがな文庫
“喧囂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けんごう
61.5%
けんがう
26.9%
けんかう
3.8%
さけび
3.8%
さはがしさ
3.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんごう
(逆引き)
黒泡を立てて噛み合い
咆
(
ほ
)
え合い、轟々として奔騰しそれが耳も
聾
(
ろう
)
せんばかりの音と
相俟
(
あいま
)
って、
喧囂
(
けんごう
)
といっていいか、悲絶といっていいのか
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
喧囂(けんごう)の例文をもっと
(16作品)
見る
けんがう
(逆引き)
この行甚だ楽しからず、蒼海約して未だ来らず、老侠客の
面
(
かほ
)
未だ
見
(
みえ
)
ず、
加
(
くはふ
)
るに魚なく肉なく、徒らに浴室内に老女の
喧囂
(
けんがう
)
を聞くのみ。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
喧囂(けんがう)の例文をもっと
(7作品)
見る
けんかう
(逆引き)
あゝ東京の街! 右から左から、刻一刻に
満干
(
さしひき
)
する人の
潮
(
うしほ
)
! 三方から電車と人とが
崩
(
なだ
)
れて来る三丁目の
喧囂
(
けんかう
)
は、
宛
(
さな
)
がら今にも戦が始りさうだ。お定はもう一歩も前に進みかねた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
喧囂(けんかう)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
さけび
(逆引き)
ものの五町とも距たらぬのだが、
齷齪
(
あくせく
)
と糧を争ふ十万の市民の、我を忘れた血声の
喧囂
(
さけび
)
さへ、浪の響に消されてか、敢て此処までは伝はツて来ぬ。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
喧囂(さけび)の例文をもっと
(1作品)
見る
さはがしさ
(逆引き)
ああ東京の街! 右から左から、刻一刻に
滿干
(
さしひき
)
する人の潮! 三方から電車と人が
崩
(
なだ
)
れて來る三丁目の
喧囂
(
さはがしさ
)
は、
宛
(
さな
)
がら今にも戰が始りさうだ。お定はもう一歩も前に進みかねた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
喧囂(さはがしさ)の例文をもっと
(1作品)
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喧
漢検準1級
部首:⼝
12画
囂
漢検1級
部首:⼝
21画
“喧囂”で始まる語句
喧囂雑沓
喧囂たる取引
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喧喧囂囂
喧囂雑沓
喧々囂々
“喧囂”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
嘉村礒多
小栗虫太郎
橘外男
エドガー・アラン・ポー
石川啄木
北村透谷
谷崎潤一郎
南部修太郎
ハンス・クリスチャン・アンデルセン