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清姫
ふりがな文庫
“清姫”の読み方と例文
読み方
割合
きよひめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きよひめ
(逆引き)
もう少し涼しくなると、彼女は
鱗形
(
うろこがた
)
の銀紙を貼り付けた
紅
(
あか
)
い振袖を着て、芝居で見る
清姫
(
きよひめ
)
のような姿になって、舞台で蛇を使うことがある。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「すると、
真
(
しん
)
から、そこに恋しいお方があるとすれば、
清姫
(
きよひめ
)
のように
蛇
(
じゃ
)
になって、あの
鳴門
(
なると
)
を越えなければなりませんね」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そはこの話に
止
(
とどま
)
らず、
安珍
(
あんちん
)
清姫
(
きよひめ
)
の話を翻訳したる「
紀州
(
きしう
)
日高
(
ひだか
)
の女
山伏
(
やまぶし
)
を殺す事」も然り、
葛
(
くず
)
の
葉
(
は
)
の話を翻訳したる、「畜類人と
契
(
ちぎ
)
り
男子
(
をのこ
)
を生む事」
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(14作品)
見る
“清姫(安珍・清姫伝説)”の解説
安珍・清姫伝説(あんちんきよひめでんせつ)とは、紀州道成寺にまつわる伝説のこと。思いを寄せた僧の安珍に裏切られた清姫が蛇に変化して日高川を渡って追跡し、道成寺で鐘ごと安珍を焼き殺すことを内容としている。
そしてこの男女は因縁のまま輪廻転生するが、道成寺の住持の読経の供養により成仏するという仏教説話である。
(出典:Wikipedia)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
姫
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“清姫”の関連語
安珍
安珍清姫
“清”で始まる語句
清
清々
清水
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清楚
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清元
清洲
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蛇身清姫
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火野葦平
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佐々木邦
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中里介山
長谷川時雨
夏目漱石
岡本綺堂
吉川英治