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安珍
ふりがな文庫
“安珍”の読み方と例文
読み方
割合
あんちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんちん
(逆引き)
そはこの話に
止
(
とどま
)
らず、
安珍
(
あんちん
)
清姫
(
きよひめ
)
の話を翻訳したる「
紀州
(
きしう
)
日高
(
ひだか
)
の女
山伏
(
やまぶし
)
を殺す事」も然り、
葛
(
くず
)
の
葉
(
は
)
の話を翻訳したる、「畜類人と
契
(
ちぎ
)
り
男子
(
をのこ
)
を生む事」
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
また
清姫
(
きよひめ
)
が
日高川
(
ひだかがわ
)
へ飛びこんで、
安珍
(
あんちん
)
を追ったときはこんなものか、十七や十八で豪気なもの。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
着物の市松模様にさえ、嘗て、
安珍
(
あんちん
)
を追った
清姫
(
きよひめ
)
の鬼気がただよっている感さえあった。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
安珍(あんちん)の例文をもっと
(9作品)
見る
“安珍(安珍・清姫伝説)”の解説
安珍・清姫伝説(あんちんきよひめでんせつ)とは、紀州道成寺にまつわる伝説のこと。思いを寄せた僧の安珍に裏切られた清姫が蛇に変化して日高川を渡って追跡し、道成寺で鐘ごと安珍を焼き殺すことを内容としている。
そしてこの男女は因縁のまま輪廻転生するが、道成寺の住持の読経の供養により成仏するという仏教説話である。
(出典:Wikipedia)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
珍
常用漢字
中学
部首:⽟
9画
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