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徳利
ふりがな文庫
“徳利”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とくり
65.7%
とっくり
21.3%
とつくり
6.5%
どくり
2.8%
どっくり
1.9%
てうし
0.9%
とッくり
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とくり
(逆引き)
酒好きのお爺さんは、
徳利
(
とくり
)
に上酒を一升ほど入れて来たが、子供に引くりかへされぬやうにと、それを茶箪笥の隅に押附けて置いた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
徳利(とくり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
とっくり
(逆引き)
「わたくしも若いときには少し飲みましたが、年を取っては
一向
(
いっこう
)
いけません。この
徳利
(
とっくり
)
も退屈しのぎに
列
(
なら
)
べてあるだけで……。」
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
徳利(とっくり)の例文をもっと
(23作品)
見る
とつくり
(逆引き)
「二人ともよく泳ぐさうですよ、——
尤
(
もつと
)
も女共は皆んな
徳利
(
とつくり
)
だ、少しでも泳げさうなのは、
橋場
(
はしば
)
で育つたお袖位のもので」
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
徳利(とつくり)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
どくり
(逆引き)
炉の
隅
(
すみ
)
に転げて居る
白鳥
(
はくちょう
)
徳利
(
どくり
)
の寐姿
忌〻
(
いまいま
)
しそうに
睨
(
ね
)
めたる
眼
(
め
)
をジロリと注ぎ、
裁縫
(
しごと
)
に急がしき手を
止
(
とめ
)
さして無理な
吩附
(
いいつけ
)
、跡引き上戸の言葉は針
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
徳利(どくり)の例文をもっと
(3作品)
見る
どっくり
(逆引き)
しゃんしゃんしゃんと打つ
掌
(
て
)
の音が何か子供のふざけ事のように楽しく響くのをかやもいねも嬉しげに眺め、いねは一升
徳利
(
どっくり
)
を持って酒屋へ走った。
暦
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
徳利(どっくり)の例文をもっと
(2作品)
見る
てうし
(逆引き)
「
何
(
どう
)
したんだねエ、此の
女
(
こ
)
は」と、お
加女
(
かめ
)
の
耐
(
こら
)
へず声荒ららぐるを、お熊はオホヽと
徳利
(
てうし
)
取り上げ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
徳利(てうし)の例文をもっと
(1作品)
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とッくり
(逆引き)
能代
(
のしろ
)
の膳には、
徳利
(
とッくり
)
が
袴
(
はかま
)
をはいて、
児戯
(
ままごと
)
みたいな
香味
(
やくみ
)
の皿と、木皿に
散蓮華
(
ちりれんげ
)
が添えて置いてあッて、
猪口
(
ちょく
)
の
黄金水
(
おうごんすい
)
には、
桜花
(
さくら
)
の
弁
(
はなびら
)
が二枚散ッた画と、端に吉里と仮名で書いたのが
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
徳利(とッくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“徳利”の意味
《名詞》
主に酒を入れる容器の一つで、上部の首の辺りが括れた細い容器。
泳げない人。
(出典:Wiktionary)
“徳利”の解説
徳利(とっくり、とくり)とは、日本酒などを入れて注ぐための首が細く下部が膨らんだ容器の一種。徳利を置くための受け皿は袴と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
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徳利式
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