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燗徳利
ふりがな文庫
“燗徳利”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんどくり
87.2%
かんどっくり
12.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんどくり
(逆引き)
「旦那はこれから旅へいらっしゃるんですか」主人の与平が
燗徳利
(
かんどくり
)
を出しながら
訊
(
き
)
いた。「それとも旅からお帰りになったんですか」
夜の蝶
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ふた月も、稼ぎを忘れて、
燗徳利
(
かんどくり
)
みてえに、湯にばかりつかっていたせいか、俺も、すこし焼きが戻ったよ。……だが、驚くのも無理はねえ。
治郎吉格子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
燗徳利(かんどくり)の例文をもっと
(34作品)
見る
かんどっくり
(逆引き)
しかし幹太郎はその器物が多いのと、この
家
(
や
)
のものでなく、
丼
(
どんぶり
)
や皿小鉢がてんや物であり、
燗徳利
(
かんどっくり
)
や盃まであるのに気がついた。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
野郎が言うことにゃ、おやおや、お
爺
(
とっ
)
さんの頭か、
俺
(
おり
)
ゃまた大事の
燗徳利
(
かんどっくり
)
かと思ったと、そうぬかすんですから、こんなのは、とても親孝行の方には向きませんよ。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
燗徳利(かんどっくり)の例文をもっと
(5作品)
見る
燗
漢検1級
部首:⽕
16画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
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燗
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燗酒
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