トップ
>
『夜の蝶』
ふりがな文庫
『
夜の蝶
(
よるのちょう
)
』
本所亀沢町の掘割に面した百坪ばかりの空地に、毎晩「貝屋」という軒提灯をかかげた屋台店が出る。貝を肴に酒を飲ませるのと、盛りのいいぶっかけ飯が自慢で、かなり遠い町内にも名が知られていた。 車屋台のまわりを葭簀で囲い、その中に白木の飯台と腰掛が …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「家の光」1954(昭和29)年6月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約35分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
放
(
ほ
)
衣
(
き
)
言
(
こと
)
嗄
(
しゃが
)
脂
(
やに
)
妓
(
おんな
)
掠
(
さら
)
脚絆
(
きゃはん
)
濁酒
(
どぶろく
)
肴
(
さかな
)
聾
(
つんぼ
)
纒
(
まと
)
祟
(
たた
)
眩
(
まぶ
)
盲目
(
めくら
)
盗
(
と
)
盃
(
さかずき
)
甥
(
おい
)
温和
(
おとな
)
草鞋
(
わらじ
)
葭簀
(
よしず
)
蛤
(
はまぐり
)
行李
(
こうり
)
衿
(
えり
)
袷
(
あわせ
)
覗
(
のぞ
)
訊
(
き
)
赭
(
あか
)
身妝
(
みなり
)
躯
(
からだ
)
頬杖
(
ほおづえ
)
頷
(
うなず
)
鴇色
(
ときいろ
)
媚
(
こ
)
乳暈
(
にゅううん
)
仄
(
ほの
)
伴
(
つ
)
俯伏
(
うつぶ
)
凌
(
しの
)
剥
(
は
)
合羽
(
かっぱ
)
呷
(
あお
)
咽
(
むせ
)
噛
(
か
)
囁
(
ささや
)
土塀
(
どべい
)
垢
(
あか
)
塵
(
ちり
)
潰
(
つぶ
)
嬌
(
なま
)
孤児
(
みなしご
)
庫
(
くら
)
廓
(
くるわ
)
惚
(
ほ
)
手甲
(
てっこう
)
挾
(
はさ
)
擡
(
もた
)
暖簾
(
のれん
)
此処
(
ここ
)
涎
(
よだれ
)
両肱
(
りょうひじ
)
溜息
(
ためいき
)