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燗瓶
ふりがな文庫
“燗瓶”の読み方と例文
読み方
割合
かんびん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんびん
(逆引き)
女中の
房
(
ふさ
)
は手早く
燗瓶
(
かんびん
)
を
銅壺
(
どうこ
)
に入れ、食卓の布を
除
(
と
)
つた。そして
更
(
さら
)
に卓上の
食品
(
くひもの
)
を
彼所
(
かしこ
)
此処
(
こゝ
)
と置き直して心配さうに主人の様子をうかがつた。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
と云ううちに小娘は
燗瓶
(
かんびん
)
を置いて立上った。ビックリしたらしくバタバタと出て行った。
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「ああやッと出来ましたよ」と、小万は
燗瓶
(
かんびん
)
を鉄瓶から出しながら、「そんなわけなんだからね。いいかね、お熊どん。私がまた後でよく言うからね、今晩はわがままを言わせておいておくれ」
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
燗瓶(かんびん)の例文をもっと
(6作品)
見る
燗
漢検1級
部首:⽕
16画
瓶
常用漢字
中学
部首:⽡
11画
“燗”で始まる語句
燗
燗徳利
燗番
燗鍋
燗酒
燗銅壺
燗冷
燗場
燗部屋
“燗瓶”のふりがなが多い著者
広津柳浪
宮崎湖処子
三上於菟吉
国木田独歩
夢野久作