“彼所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あすこ47.8%
かしこ28.3%
あそこ10.9%
あれ8.7%
あつち4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
助「馬喰町ばくろちょうにも知った者は有るが、うちを忘れたから、春見様が丁度彼所あすこに宿屋を出して居るから、今着いて荷を預けて湯にいりに来た」
すぐにおわかりになったものとえ『フムその懐剣かいけんならたしかに彼所かしこえている。よろしい神界しんかいのおゆるしをねがって、取寄とりよせてつかわす……。』
そしたら彼所あそこを塞ぐことにして今はだ何にも言わんで知らん顔を仕てる、お徳も決してお源さんに炭の話など仕ちゃなりませんぞ。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
控へ人なき座敷へ引入て委細ゐさい彼所あれで聞ましたが思ひ設けぬ今度の一件吾儕わし最初さいしよに若旦那のお供をなして彼所へゆき夫から和君のお出の時もお供を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「臺所奉行」なぞと、お駒を呼ぶものがあつて、遂には彼所あつちからも此所こつちからも、「おい臺所奉行」と叫ぶ聲が聞えた。
父の婚礼 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)