“日吉彼岸所”の読み方と例文
読み方割合
ひえひがんしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはすでに前日から分っていたことだが、日吉彼岸所ひえひがんしょにおける行宮あんぐうのあたりの色めきは一ぺんに春が来たような騒ぎに見える。公卿侍臣たちは、抱きあって泣いた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)