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僻
ふりがな文庫
“僻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひが
86.9%
ひがみ
4.4%
くせ
3.1%
へき
3.1%
ねじ
1.3%
よこしま
0.6%
ヒガ
0.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひが
(逆引き)
想へば、
那
(
か
)
の
氣高
(
けだか
)
き
﨟
(
らふ
)
たけたる横笛を
萍
(
うきくさ
)
の浮きたる
艷女
(
たをやめ
)
とは
僻
(
ひが
)
める我が心の誤ならんも知れず。さなり、我が心の誤ならんも知れず。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
僻(ひが)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひがみ
(逆引き)
情無い、もう
不具根性
(
かたわこんじょう
)
になったのか、
僻
(
ひがみ
)
も出て、
我儘
(
わがまま
)
か知らぬが、くさくさするので飛んだことをした、悪く思わないでおくれ。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
僻(ひがみ)の例文をもっと
(7作品)
見る
くせ
(逆引き)
海蛇
(
うみへび
)
に
捕
(
と
)
られたとは、
眞
(
しん
)
に
妙
(
めう
)
な
事
(
こと
)
だと
思
(
おも
)
つて
居
(
を
)
りましたが、それがよく
隱語
(
いんご
)
を
使
(
つか
)
ふ
伊太利人
(
イタリーじん
)
の
僻
(
くせ
)
で、
其
(
その
)
書面
(
しよめん
)
ではじめて
分
(
わか
)
りましたよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
僻(くせ)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
へき
(逆引き)
しかるに、ひとりシナの説を信じて、これを万世不易の金則として用うるは、あまりシナ一方に
僻
(
へき
)
する偏見といわざるべからず。
妖怪学
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
僻(へき)の例文をもっと
(5作品)
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ねじ
(逆引き)
見も知らぬ浮浪人を、快く家に通すさえあるに、その技倆を信じて、
己
(
おの
)
が道場を任せて疑わぬ丹後守の度量には、机竜之助ほどの
僻
(
ねじ
)
けた男も、そぞろ
有難涙
(
ありがたなみだ
)
に暮れるのであります。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
僻(ねじ)の例文をもっと
(2作品)
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よこしま
(逆引き)
民
僻
(
よこしま
)
多き時は自ら
辟
(
のり
)
を立つることなかれと。
蓋
(
けだ
)
し、泄冶の場合にあてはまるようだな。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
僻(よこしま)の例文をもっと
(1作品)
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ヒガ
(逆引き)
時には自分の珍しい是等の聴手は如何思ふことだらうと
僻
(
ヒガ
)
まれた、その訓辞の大体はかうだつた。
校長
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
僻(ヒガ)の例文をもっと
(1作品)
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僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
“僻”を含む語句
偏僻
僻見
辺僻
僻境
僻郷
僻地
僻目
僻陬
僻村
僻耳
僻遠
僻事
僻論
僻説
僻在
山間僻地
僻邑
僻易
僻辺
僻言
...
“僻”のふりがなが多い著者
中里介山
谷崎潤一郎
佐々木邦
小山清
井上円了
甲賀三郎
夏目漱石
岡本かの子
与謝野晶子
吉川英治