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僻在
ふりがな文庫
“僻在”の読み方と例文
読み方
割合
へきざい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へきざい
(逆引き)
或人
(
あるひと
)
は今の別府は南の方に
僻在
(
へきざい
)
している、亀川の東にある実相寺山を中心として、大きな
泉都
(
せんと
)
を建設せなければならぬといっている。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
其
(
そ
)
の
菜種油
(
なたねあぶら
)
のやうに
櫟林
(
くぬぎばやし
)
と
相
(
あひ
)
接
(
せつ
)
しつゝ
村落
(
むら
)
の
西端
(
せいたん
)
に
僻在
(
へきざい
)
して
親子
(
おやこ
)
三
人
(
にん
)
が
只
(
たゞ
)
凝結
(
ぎようけつ
)
したやうな
状態
(
じやうたい
)
を
保
(
たも
)
つて
落付
(
おちつい
)
て
居
(
ゐ
)
るのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
これは国が
僻在
(
へきざい
)
しておって守旧に便利なのと、「スラーブ」民族が元来政治思想に乏しきが故であるが、その地勢が守るに
易
(
やす
)
く攻むるに
難
(
かた
)
く
東亜の平和を論ず
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
僻在(へきざい)の例文をもっと
(5作品)
見る
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
在
常用漢字
小5
部首:⼟
6画
“僻”で始まる語句
僻
僻地
僻目
僻見
僻陬
僻村
僻耳
僻事
僻遠
僻論
“僻在”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
高浜虚子
大隈重信
長塚節