“泉都”の読み方と例文
読み方割合
せんと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或人あるひとは今の別府は南の方に僻在へきざいしている、亀川の東にある実相寺山を中心として、大きな泉都せんとを建設せなければならぬといっている。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
何にせよ別府の大いなる強味は地下ことごとく温泉であるということである。土地の人は泉都せんとと唱えて、日本の別府でない、天下の別府であると誇っている。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)