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ひがみ
ふりがな文庫
“ひがみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
僻
36.8%
僻見
26.3%
日髪
10.5%
偏僻
5.3%
偏執
5.3%
僻味
5.3%
癖見
5.3%
邪推
5.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僻
(逆引き)
「そんなの、あんたの
僻
(
ひがみ
)
よ。あたしが褒めなくなって、皆んなが褒めるだけ、上手くなったじゃないの」
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
ひがみ(僻)の例文をもっと
(7作品)
見る
僻見
(逆引き)
「それはお前さんの
僻見
(
ひがみ
)
じゃよ」老人は白髯を撫でながら、「私にはそんな野心はない。他人の縄張りを荒らしたところで何の利益にもならぬからの」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ひがみ(僻見)の例文をもっと
(5作品)
見る
日髪
(逆引き)
この祖母が、八十八の春、死ぬ三日ばかり前まで、
日髪
(
ひがみ
)
日風呂
(
ひぶろ
)
だった。
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ひがみ(日髪)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
偏僻
(逆引き)
この場合、そうした
偏僻
(
ひがみ
)
や邪推の出るのも無理はなかった。知らない東京のまんなかへ突き出されて、一緒に死のうとまで思いつめている男に振り捨てられたとなれば、定めて悲しくもあろう。
探偵夜話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひがみ(偏僻)の例文をもっと
(1作品)
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偏執
(逆引き)
それも
畢竟
(
ひっきょう
)
はこっちが女主人であると思って、備前屋ではおそらく馬鹿にしているのであろうという、女らしい
偏執
(
ひがみ
)
まじりの
愚痴
(
ぐち
)
も出た。
半七捕物帳:29 熊の死骸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひがみ(偏執)の例文をもっと
(1作品)
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僻味
(逆引き)
のろり/\と
充分
(
したゝか
)
清めて碁盤肌にでも削らうかと
僻味
(
ひがみ
)
を云つた事もありました、第一彼奴は
交際
(
つきあひ
)
知らずで
女郎買
(
ぢよろかひ
)
一度一所にせず、
好闘鶏
(
しやも
)
鍋つゝき合つた事も無い唐偏朴、何時か大師へ
一同
(
みんな
)
が行く時も
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ひがみ(僻味)の例文をもっと
(1作品)
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癖見
(逆引き)
一度は僕も自分の
癖見
(
ひがみ
)
だろうかと思いましたが、
合憎
(
あいにく
)
と
想起
(
おもいおこ
)
すは十二の時、庭で父から問いつめられた事で、
彼
(
あれ
)
を
想
(
おも
)
い、これを思えば、
最早
(
もはや
)
自分の身の秘密を疑がうことは出来ないのです。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
ひがみ(癖見)の例文をもっと
(1作品)
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邪推
(逆引き)
「十風君がいつた事は全體どうしたんです」細君は少し狼狽へたが「全く
邪推
(
ひがみ
)
なんですよ。 ...
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
ひがみ(邪推)の例文をもっと
(1作品)
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