“合憎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいにく80.0%
あいに20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大変な木戸でしょうだって、あれで難癖を附ける積りが合憎(あいにく)と旦那がお取上に相成らんから可い気味だ。愚態(ざま)ア見やアがれだ」
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
合憎(あいにく)われとは大分(だいぶ)はなれて居たのでよくは分らぬが、年は廿七、八まだ三十には成るまい、不絶(しじゆう)、点頭勝(うつむきがち)に、こちらに脊(せ)を向(む)けて腰かけて居る
夜汽車 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)
『貴君(あなた)も隨分(ずゐぶん)口(くち)が惡(わる)いね』とか何(なん)とか義母(おつかさん)が言(い)つて呉(く)れると、益々(ます/\)惡口雜言(あくこうざふごん)の眞價(しんか)を發揮(はつき)するのだけれども、自分(じぶん)のは合憎(あいに)く甘(うま)い言(こと)をトン/\拍子(びやうし)で言(い)ひ合(あ)ふやうな對手(あひて)でないから
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)