“發揮”のいろいろな読み方と例文
新字:発揮
読み方割合
はつき88.9%
はき11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はたけくろつち彼等かれら技巧ぎかう發揮はつきして叮嚀ていねいたがやされゝばがまだそれをさないうちたゞ清潔せいけつこゝろよいかんじをひとこゝろあたへるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
六本木の大黒屋は、がけの上に建つた二階屋で、大通りからは少し入りますが、贅澤と惡趣味を念入りに發揮はつきした、恐るべきこけおどかしの構へでした。
銭形平次捕物控:180 罠 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
きらふにあらねど未だ未邊女氣おぼこぎのうらはづかしく發揮はき問答へんじを爲さざるなる可し就ては氣永きなが口説くどく時は竟に意に從ふならんと思ふにもず其娘は今度本町の小西屋へ縁談えんだんきまり箇樣々々と糊賣のりうりお金が話したるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)