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はつき
ふりがな文庫
“はつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ハツキ
語句
割合
發揮
34.8%
八月
13.0%
明瞭
13.0%
発揮
8.7%
瞭
8.7%
判然
4.3%
明
4.3%
發輝
4.3%
発機
4.3%
發起
4.3%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
發揮
(逆引き)
六本木の大黒屋は、
崖
(
がけ
)
の上に建つた二階屋で、大通りからは少し入りますが、贅澤と惡趣味を念入りに
發揮
(
はつき
)
した、恐るべきこけ
脅
(
おど
)
かしの構へでした。
銭形平次捕物控:180 罠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
はつき(發揮)の例文をもっと
(8作品)
見る
八月
(逆引き)
掛
(
かけ
)
まくも
文
(
あや
)
に
恐
(
かしこ
)
き、いはまくも穴に尊き、
広幡
(
ひろはた
)
の
八幡
(
やはた
)
の
御神
(
みかみ
)
、此浦の
行幸
(
いでまし
)
の宮に、
八百日日
(
やおかび
)
はありといへども、
八月
(
はつき
)
の今日を
足日
(
たるひ
)
と、行幸して遊び
坐
(
いま
)
せば、
神主
(
かみぬし
)
は御前に立ちて、
幣帛
(
みてぐら
)
を捧げ
仕
(
つか
)
ふれ
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
はつき(八月)の例文をもっと
(3作品)
見る
明瞭
(逆引き)
その時こそ覚悟を定める時であつたけれど、尚自らを信じ得ぬ弱さが私を引きずり、現在まで覚悟らしい決意を持ち得なかつた不甲斐なさに責められて、私は今日こそ
明瞭
(
はつき
)
り覚悟をする。
孤独のことなど
(新字旧仮名)
/
北条民雄
(著)
はつき(明瞭)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
発揮
(逆引き)
MK
氏
(
し
)
が
私達
(
わたしたち
)
の
前
(
まえ
)
に、
先
(
さき
)
の
美
(
うつく
)
しい
人
(
ひと
)
と
並
(
なら
)
んでゐて、
元気
(
げんき
)
よく
連
(
しきり
)
に
茶目振
(
ちやめふり
)
を
発揮
(
はつき
)
してゐた。
私
(
わたし
)
は
彼
(
かれ
)
の
書
(
か
)
くものに
敬意
(
けいい
)
をもつてゐたが
逢
(
あ
)
つてみると
又
(
また
)
書
(
か
)
くものとは
違
(
ちが
)
つた、
別
(
べつ
)
の
意味
(
いみ
)
の
親
(
した
)
しさが
感
(
かん
)
じられた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
はつき(発揮)の例文をもっと
(2作品)
見る
瞭
(逆引き)
そんなら俺も
彼奴
(
あいつ
)
の事を
素破拔
(
すつぱぬ
)
いてやらう、と氣が立つて來て、卑怯な奴等だ、何も然う
狐鼠狐鼠
(
こそこそ
)
相談せずと、退社しろなら退社しろと
瞭
(
はつき
)
り云つたら可いぢやないか、と
自暴糞
(
やけくそ
)
な考へを起したが
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
はつき(瞭)の例文をもっと
(2作品)
見る
判然
(逆引き)
自分自身にも
判然
(
はつき
)
りと云ひ聞かせるつもりで、富岡との思ひ出ばかりに引きずられてゐてはならないと思つた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
隣りの部屋では、寄りあひでもあるのか、四五人の話しあふ声が
襖
(
ふすま
)
ごしに聞えた。小降りの雨のなかに、
判然
(
はつき
)
りとした山脈が見えた。
硯
(
すゞり
)
をたてたやうな山容である。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
はつき(判然)の例文をもっと
(1作品)
見る
明
(逆引き)
お父さんに訊いたら、お父さんにも
明
(
はつき
)
りしないから、あなたに訊いて御覧ておつしやつたの。それがね……一寸待つて頂戴。
眠い一日
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
「さアさア、折角起きたんだから……」なほもそんな声が響いたが、もう彼にはそれが誰の声だか
明
(
はつき
)
り解らない程だつた。彼は、ウト/\する心持から引戻されたのを口惜しがつて
眠い一日
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
はつき(明)の例文をもっと
(1作品)
見る
發輝
(逆引き)
發輝
(
はつき
)
と申立て給はらば夫にて宜しと家主長助は忠兵衞を
聢
(
しか
)
と談じ其の
趣
(
おも
)
むきの一札を取置
去
(
され
)
ばお光殿立歸りて訴訟の
支度
(
したく
)
に及ばんなれども忠兵衞殿には
御迷惑
(
ごめいわく
)
なる事に候はんと
厚
(
あつ
)
く禮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
呼出しになり越前守殿
出座
(
しゆつざ
)
有
(
あり
)
て一同
呼上
(
よびあげ
)
る時大岡殿忠兵衞へ向はれ其方事今日は長庵と
對決
(
たいけつ
)
申
付
(
つけ
)
る間天神の裏門前にて同人に
逢
(
あふ
)
たる趣き
發輝
(
はつき
)
と申立よと申渡され次に長庵其方の弟十兵衞出立の
朝
(
あさ
)
は病中にて有りしと申が平川天神裏門通りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
はつき(發輝)の例文をもっと
(1作品)
見る
発機
(逆引き)
人
終
(
つひ
)
に戦はずして勝つ能はざるか、仆れずして
起
(
おき
)
る能はざるか、われは文覚の為に悲しむ、われは彼の
発機
(
はつき
)
を観じて、彼の為に且つ泣き且つ喜ぶ
心機妙変を論ず
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
はつき(発機)の例文をもっと
(1作品)
見る
發起
(逆引き)
其他
(
そのほか
)
面白
(
おもしろ
)
い
事
(
こと
)
も
隨分
(
ずゐぶん
)
あつた。
音樂會
(
おんがくくわい
)
の
翌々日
(
よく/\じつ
)
の
事
(
こと
)
で、
船
(
ふね
)
は
多島海
(
たたうかい
)
の
沖
(
おき
)
にさしかゝつた
時
(
とき
)
、
多
(
おほく
)
の
船客
(
せんきやく
)
は
甲板
(
かんぱん
)
に
集合
(
あつま
)
つて
種々
(
いろ/\
)
の
遊戯
(
あそび
)
に
耽
(
ふけ
)
つて
居
(
を
)
つたが、
其内
(
そのうち
)
に
誰
(
たれ
)
かの
發起
(
はつき
)
で
徒競走
(
フートレース
)
が
始
(
はじま
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
はつき(發起)の例文をもっと
(1作品)
見る
“はつき”の意味
《名詞1》
陰暦八月の異称。
《名詞2》
女性の装束の一つである腰巻きのこと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
はっき
はき
あきらか
あき
あきら
はつきり
はっきり
はちぐわつ
みは
ハツキ