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自暴糞
ふりがな文庫
“自暴糞”の読み方と例文
読み方
割合
やけくそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やけくそ
(逆引き)
廣い玄關には
洋燈
(
ランプ
)
の光のみ眩しく照つて、人影も無い。渠は
自暴糞
(
やけくそ
)
に足を下駄に突懸けたが、下駄は
飜筋斗
(
もんどり
)
を打つて三尺許り彼方に轉んだ。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
以前、赤島家の書生であった警察署長の
津留木万吾
(
つるきまんご
)
は忠義立てに哲也を捕まえて手強く
諫言
(
かんげん
)
すると「音絵を貰ってくれぬから
自暴糞
(
やけくそ
)
になったんだ」
黒白ストーリー
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
いうその
自暴糞
(
やけくそ
)
な出放題な言い草の口裏には、自分の
始終
(
しょっちゅう
)
行っている蠣殻町で、此方が案外好い女と知って、しごきなどを貰った、ということが嫉けて嫉けて、
焦
(
じ
)
れ/\して
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
自暴糞(やけくそ)の例文をもっと
(5作品)
見る
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
暴
常用漢字
小5
部首:⽇
15画
糞
漢検準1級
部首:⽶
17画
“自暴”で始まる語句
自暴
自暴自棄
自暴酒
自暴気味
自暴腹
自暴女
自暴駕
自暴半分
検索の候補
自暴
自暴自棄
自暴酒
自暴気味
自暴腹
自暴女
自暴駕
自暴半分
自棄糞
“自暴糞”のふりがなが多い著者
杉山萠円
近松秋江
石川啄木
夏目漱石
夢野久作