“諫言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんげん95.2%
いさめ3.2%
いさめごと1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
等の項目にわたって諫言かんげんしたので、曹操も思い直して出動を見あわせ、しばらくはなお、内政文治にもっぱら意をそそぐこととした。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
浪人組の猛者もさをはじめ心ある武士は怪しんだが、いずれ深い理由わけがあるのだろうと思い返しては諫言いさめも出来ず、そのまま出発の用意をした。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
春枝夫人はるえふじんいた心配しんぱいして『あまりに御身おんみかろんじたまふな。』と明眸めいぼうつゆびての諫言いさめごとわたくしじつ殘念ざんねんであつたが其儘そのまゝおもとゞまつた。