“諫言立”の読み方と例文
読み方割合
かんげんだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呉羽之介はまた例時の諫言立かんげんだてと思ったが、かく、左右の酌人を遠ざけて
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
あんまり有難くは聞けない諫言立かんげんだてを、聞いているのがばかばかしい。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この野郎は怖れやす、殿様ともあろうお方のお言葉とも覚えやせん。さて、鐚儀びたぎ、今日の推参の次第と申しまするは、決して色の酒のと野暮やぼ諫言立かんげんだてのためにあらず——近来稀れなる風流の御相談を
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)