“やけくそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤケクソ
語句割合
自棄糞33.3%
自暴糞27.8%
自暴自棄22.2%
焼糞16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはまた、うどんをねているようなおどりの隙から、楽手たちの自棄糞やけくそなトランペットが振り廻されて光っていた。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
それから、彼はポケットへ両手を突き込んで各国人の自棄糞やけくそな馬鹿騒ぎを、祭りを見るように見に行くのだ。——
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
渠は自暴糞やけくそに足を下駄に突懸けたが、下駄は翻筋斗もんどりを打つて三尺許り彼方むかうに転んだ。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
渠は自暴糞やけくそに足を下駄に突懸けたが、下駄は飜筋斗もんどりを打つて三尺許り彼方に轉んだ。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
それ以来自暴自棄やけくそになって、毎日のように喧嘩けんかばかりして歩いていたが、そのうちに慶応四年となって、鳥羽伏見の役が起り
掠奪した短刀 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
と水雷長のスティンゲル大尉なぞは半分自暴自棄やけくそ交じりのような楽観論を述べていた。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
アンマリ気がいていたもんだからウッカリして引剥ぐのを忘れていたもんだが、見破られたと思ったから吾輩はイキナリ焼糞やけくそになってしまった。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
同じ花莟を一つ含んでいるから二疋の別々の亀を獅が同じ一疋の亀と見たんだ、獅焼糞やけくそになり何と貴様は足の捷い亀だ、しかし予ほどに精力が続くまいいっそどっちが疲れ果て動くことのならぬまで何度も何度も試して見ようじゃないかと言うと