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聢
ふりがな文庫
“聢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しか
58.8%
しっか
17.6%
しっかり
5.9%
しつか
5.9%
たし
5.9%
たしか
5.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しか
(逆引き)
其方儀天一坊身分
聢
(
しか
)
と相糺さず
萬事
(
ばんじ
)
華麗
(
くわれい
)
の
體
(
てい
)
たらく有しを
如何
(
いかゞ
)
相心得居申候や
訴
(
うつた
)
へもせず
役儀
(
やくぎ
)
をも
勤
(
つとめ
)
ながら心付ざる段不屆に付退役申付る
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
聢(しか)の例文をもっと
(10作品)
見る
しっか
(逆引き)
「いや、あれは身分違いに腹を立てているんだ。あの男の曲毬の腕は大したものだが、人間も
聢
(
しっか
)
りしているよ。中山半七郎とは大変な違いだ」
銭形平次捕物控:039 赤い痣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
聢(しっか)の例文をもっと
(3作品)
見る
しっかり
(逆引き)
源はもう、仰天して了って、
聢
(
しっかり
)
と手綱を握〆めたまま、騒がしく音のする笹の葉の中を飛んで、馬と
諸馳
(
もろがけ
)
に馳けて行きました。黄色い羽の
蝶
(
ちょう
)
は風に吹かれて、木の葉のように前を飛び過ぎる。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
聢(しっかり)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しつか
(逆引き)
「金目の懸つた竿だけに
溺死
(
おぼれじ
)
ぬ場合にも心が残つて、あんなに
聢
(
しつか
)
り握り
緊
(
し
)
めてゐたのだらうて。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
聢(しつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
たし
(逆引き)
ウッドの『博物画譜』にいわく、パッフ・アッダーに咬まれたのに利く薬
聢
(
たし
)
かに知れず。南アフリカの土人は活きた鶏の胸を開いて心動いまだ
止
(
や
)
まぬところを
創
(
きず
)
に当てると。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
聢(たし)の例文をもっと
(1作品)
見る
たしか
(逆引き)
雌は鬣円く鱗薄く尾が腹よりも
壮
(
ふと
)
いといい、画師不服の体を見て、われらすなわち竜だから
聢
(
たしか
)
に見なさいといって、雌雄の竜に
化
(
な
)
って去ったと
出
(
い
)
づ、同書四三七に
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
聢(たしか)の例文をもっと
(1作品)
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聢
漢検1級
部首:⽿
14画
“聢”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
南方熊楠
作者不詳
幸田露伴
佐々木邦
島崎藤村
薄田泣菫
森鴎外
野村胡堂