“しっか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シッカ
語句割合
60.9%
膝下22.7%
確乎4.7%
慥乎3.9%
2.6%
1.3%
1.3%
緊乎1.3%
確固0.9%
嫉火0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その最後の病床で、堺屋の妻は、木下の小さい体をり抱き締めて、「この子供はどうしてもあたしの子」とぜいぜいいって叫んだ。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
といって、さすがの少年が目に暗涙をえて、膝下に、うつぎの花にもれてる清いと、美しい黒髪とが、わななくのを見た。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
黒鹿毛つぼへ踏みった自分の胴脇へ、遠目にも派手やかな古代紫の太紐で、八雲のからだを確乎とくくりつけていた。
篝火の女 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もとより、主君の御威光はいうまでもないが、おまえたち領民が、お城を中心に、慥乎と、国土を護っていてくれるからだ。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この時までもりと、しないを握っていた十本の指を、まず順々に解いて行き、やがてすっかり解いてしまうと、上半身を抱き起こした。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
すこぶる竜に似たものが大英博物館にあったので、予これは歌川派画工が描いた竜をたのだろと言うと、サー・チャーレス・リードが、り手に執って見よというから、く審査すると
「おお篠山の旦那様でございますか。どうぞりなさって下さい。若旦那様と東助がお迎に上りました。もし、」
月世界競争探検 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
途端にくゎいと狐が鳴いたから、娘は緊乎と私を抱く。その胸にを当てて、私は我知らず、わっと泣いた。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
とばかり、さきに手文庫やその他から捜索した往来の書簡反古などと共に、介三郎が確固と護持して、どやどやと、踏みあらした玄関から門のほうへ歩み出したが、ふと
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
嫉火と情炎にもつれる栄三郎の舌、その切々たる声を耳にして、お艶は半ばうっとりとされるがままに畳に片面を当てて小突かれていたが……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)