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慥
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しっか
ふりがな文庫
“
慥
(
しっか
)” の例文
自分はその世間に
虐
(
さいな
)
まれて来ただけであるが、さすがに又八は男だけあって、以前よりもどこか
慥
(
しっか
)
りしたところが人間に出来てきたように思われた。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おお篠山の旦那様でございますか。どうぞ
慥
(
しっか
)
りなさって下さい。若旦那様と東助がお迎に上りました。もし、」
月世界競争探検
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
「おまえは、兄さんになったんだよ。
慥
(
しっか
)
りしなければいけませんよ」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「東助※ どうしたんだ、
慥
(
しっか
)
りしろッ。」
月世界競争探検
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
慥
漢検1級
部首:⼼
14画
“慥”を含む語句
慥乎
不慥
程慥
身慥