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不慥
ふりがな文庫
“不慥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふたしか
66.7%
ふたし
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたしか
(逆引き)
「
來年
(
らいねん
)
になれば、
安
(
やす
)
さんの
方
(
はう
)
で
何
(
ど
)
うか
都合
(
つがふ
)
して
上
(
あげ
)
るつて
受合
(
うけあ
)
つて
下
(
くだ
)
すつたんぢやなくつて」と
聞
(
き
)
いた。
小六
(
ころく
)
は
其時
(
そのとき
)
不慥
(
ふたしか
)
な
表情
(
へうじやう
)
をして
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかし己はこんな事を書く積りで、日記を
開
(
あ
)
けたのではなかった。目的の
不慥
(
ふたしか
)
な訪問をする人は、
故
(
ことさ
)
らに
迂路
(
うろ
)
を取る。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
不慥(ふたしか)の例文をもっと
(6作品)
見る
ふたし
(逆引き)
世の学者はおおむねみな腰ぬけにてその気力は
不慥
(
ふたし
)
かなれども、文字を見る眼はなかなか慥かにして、いかなる難文にても困る者なきゆえ
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
不慥
(
ふたし
)
かな笑ひのうちに涙は光る。
ランボオ詩集≪学校時代の詩≫
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
不慥(ふたし)の例文をもっと
(3作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
慥
漢検1級
部首:⼼
14画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
“不慥”のふりがなが多い著者
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
内村鑑三
夏目漱石
福沢諭吉
森鴎外