不慥ふたし)” の例文
世の学者はおおむねみな腰ぬけにてその気力は不慥ふたしかなれども、文字を見る眼はなかなか慥かにして、いかなる難文にても困る者なきゆえ
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
不慥ふたしかな笑ひのうちに涙は光る。
お前は残酷にも己を不慥ふたしかな