トップ
>
太紐
ふりがな文庫
“太紐”の読み方と例文
読み方
割合
ふとひも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふとひも
(逆引き)
鼠が二、三匹棒のようにつながり、膝の向こうを横切って走り、
太紐
(
ふとひも
)
のような
鼬
(
いたち
)
がその後から、背を波立たせて追って行った。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
黒鹿毛
(
くろかげ
)
の
鞍
(
くら
)
つぼへ踏み
跨
(
またが
)
った自分の胴脇へ、遠目にも派手やかな古代紫の
太紐
(
ふとひも
)
で、八雲のからだを
確乎
(
しっか
)
とくくりつけていた。
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
肩や
両脇
(
りょうわき
)
を
太紐
(
ふとひも
)
で荒くかがって風の
抜
(
ぬ
)
けるようにしてある
陣羽織
(
じんばおり
)
式の青海流の水着を
脱
(
ぬ
)
ぐと下から黒の水泳シャツの張り付いた小初の
雄勁
(
ゆうけい
)
な身体が
剥
(
む
)
き出された。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
太紐(ふとひも)の例文をもっと
(3作品)
見る
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
紐
漢検準1級
部首:⽷
10画
“太”で始まる語句
太
太陽
太刀
太鼓
太息
太夫
太郎
太々
太腿
太閤
“太紐”のふりがなが多い著者
国枝史郎
吉川英治
岡本かの子