“しっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.5%
31.6%
8.9%
5.7%
湿5.1%
2.5%
1.3%
1.3%
1.3%
1.3%
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太「はい、伯父様貴方かりしねえではいけませんよ、七十八十の爺さまではなし、死ぬなんぞというえ気を出しては駄目でがんす」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
松山は周囲に注意した。店員風のい男と、会社員風の洋服男が来てれちがおうとしていた。松山はと云って半ちゃんに注意した。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
しかも黙っていて礼をしないだけの才能を、彼はもっていなかった。隣席の人をながめるにしても、あまりにじっと見つめるのであった。
馬鹿言え、乃公は国に帰りはせぬぞ、江戸に行くぞと云わぬばかりに、席を蹴立てゝ出たことも、になれば先方でもて居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
雨になったのでいっそうせいてやってるようすである。もとより湿けのあるに、小雨ながら降ってるのだから、火足はすこしも立たない。
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
又八がそれから一合もやるうちに、この男はもう五合を越えて、まだかりしたものだった。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
分前髪の、面立ちのりりしい、白粉のすこしもない、年齢よりはふけたつくりの、黒く見えるものばかりを着た、しっとりとした、そのくせかりとしたところのある
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
くいで塗かためてあります。床板にも異状はありません。といって、この部屋には、ごらんの通り、戸棚も押入れも何もないのですから、何かの蔭に潜伏していたという想像は、全然不可能です
吸血鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
すると、ボールをかとえたまゝ一たん敵方の群より逃れます。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ちゃ、小樽行きまだか。」
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
現今の物理学的気象学の立場より考えて、今日のいわゆる要素の数は大体において理論上主要の項をしたりと考えらる。
自然現象の予報 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)