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慥
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しっ
ふりがな文庫
“
慥
(
しっ
)” の例文
「立てっ、安政っ。——七右衛門も
慥
(
しっ
)
かりせいッ。お
汝
(
こと
)
ら、へばるにはまだ早いぞ。——何のざま」
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
又八がそれから一合もやるうちに、この男はもう五合を越えて、まだ
慥
(
しっ
)
かりしたものだった。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なにを考え込んでいるのだ——。おいっ、
慥
(
しっ
)
かりしろよ」
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おばば。——
慥
(
しっ
)
かりやらっしゃれのう」
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
慥
漢検1級
部首:⼼
14画
“慥”を含む語句
慥乎
不慥
程慥
身慥