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あいに
ふりがな文庫
“あいに”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
アイニ
語句
割合
生憎
37.5%
相似
25.0%
合憎
12.5%
相悪
12.5%
相肖
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生憎
(逆引き)
生憎
(
あいに
)
くその木は小さかつたので、まるで
暴風
(
あらし
)
に吹かれてゞもゐるやうに、ゆら/\、ざわ/\と動いて、キクッタは今にも落ちさうでした。
熊捕り競争
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
あいに(生憎)の例文をもっと
(3作品)
見る
相似
(逆引き)
第一にここを鼠の安全地帯とする言い伝えなどは、最初からのものであるはずはないのだが、それがすでに北と南の二つの群島に亙って、
幽
(
かす
)
かながらも
相似
(
あいに
)
たる痕跡を留めている。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
あいに(相似)の例文をもっと
(2作品)
見る
合憎
(逆引き)
『
貴君
(
あなた
)
も
隨分
(
ずゐぶん
)
口
(
くち
)
が
惡
(
わる
)
いね』とか
何
(
なん
)
とか
義母
(
おつかさん
)
が
言
(
い
)
つて
呉
(
く
)
れると、
益々
(
ます/\
)
惡口雜言
(
あくこうざふごん
)
の
眞價
(
しんか
)
を
發揮
(
はつき
)
するのだけれども、
自分
(
じぶん
)
のは
合憎
(
あいに
)
く
甘
(
うま
)
い
言
(
こと
)
をトン/\
拍子
(
びやうし
)
で
言
(
い
)
ひ
合
(
あ
)
ふやうな
對手
(
あひて
)
でないから
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
あいに(合憎)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
相悪
(逆引き)
相悪
(
あいに
)
く大降り、おまけに、横尾谷から
驀然
(
ばくぜん
)
吹き上ぐる濃霧で、
足懸
(
あしがか
)
りさえ見定めかね、暫時茫然として、雨霧の
鎮
(
しず
)
まるを
俟
(
ま
)
てども、止みそうもない、時に四時三十分。
穂高岳槍ヶ岳縦走記
(新字新仮名)
/
鵜殿正雄
(著)
あいに(相悪)の例文をもっと
(1作品)
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相肖
(逆引き)
甘味即美味とする幼稚の味覚と、富即幸福とする多数人の考とは、事情が
甚
(
はなは
)
だ
酷
(
よ
)
く
相肖
(
あいに
)
ている。甘味少ければ美味ならずとするのと、貧即ち不幸福とするのとは、甚だ酷く相肖ている。
貧富幸不幸
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あいに(相肖)の例文をもっと
(1作品)
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