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生憎
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あいに
ふりがな文庫
“
生憎
(
あいに
)” の例文
田中が郵便局へ息を切らしてついた時には
生憎
(
あいに
)
く、町の労働者風の男が、電報取扱口へ、十枚ばかりの頼信紙を出しているところであった。
頭と足
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
生憎
(
あいに
)
くその木は小さかつたので、まるで
暴風
(
あらし
)
に吹かれてゞもゐるやうに、ゆら/\、ざわ/\と動いて、キクッタは今にも落ちさうでした。
熊捕り競争
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
ここまで読んで来ると
生憎
(
あいに
)
く、先に立ったお爺さんは、この時
不図
(
ふと
)
袋が軽くなったのに気が付いて、変だと思いながらふり返って見ると、自分の背中の袋から落ちた銀杏の葉が
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
“生憎”の意味
《名詞》
(古)ひとえに恨むこと
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
憎
常用漢字
中学
部首:⼼
14画
“生憎”で始まる語句
生憎様