『熊捕り競争(くまとりきょうそう)』
御維新の少し前頃、北海道有珠のアイヌ部落にキクッタとチャラピタといふ二人の少年がゐました。キクッタは十七で、チャラピタは一つ下の十六でした。小さなときから、大へん仲好しで、遊ぶにも魚をとるにも、また罠をかけに行くにも、いつも一しよでした。と …
作品に特徴的な語句
小刀(マキリ) 挺(てう) 生(な) 隠(か) 酋長(オツテナ) 止(とど) 生憎(あいに) 酋長(しゆうちやう) 誰(だ) 中(あた) 御幣(イナオ) 廻(まは) 巨(でか) 局所(ところ) 疋(びき) 部落(コタン) 長(たけ) 電光(いなづま) 僅(わづ) 会所(くわいじよ) 検(あらた) 糞(ふん) 黄(きいろ) 此(こ) 〆(しめ) 殆(ほと) 気質(きだて) 滑稽(こつけい) 為(ため) 牡牛(をうし) 頭布(づきん) 疋(ひき) 誰(だれ) 親父(おやぢ) 睦(むつま) 神様(カムイ) 仆(たふ) 大悦(おほよろこ) 往(ゆ) 可笑(をか) 口惜(くやし) 念(おも) 詫(わ) 疵(きず) 和人(シヤモ) 藪(やぶ) 羆(ひぐま) 罠(わな) 給(たま) 唸(うな) 穂尖(ほさき) 喰(く) 碌(ろく) 弾丸(たま) 吼(ほ) 台尻(だいじり) 貰(もら) 身体(からだ) 逆手(さかて) 只(ただ) 匐(は) 闇(やみ) 附(つ) 前頃(まへごろ) 僕(ぼく) 頗(すこぶ) 仲好(なかよ) 麓(ふもと) 潰(つぶ) 暴風(あらし) 有珠(うす) 梢(こずえ) 斯(か) 樅(もみ) 樺(かば) 掴殺(つかみころ) 掴(つか) 死骸(しがい) 手槍(てやり) 毒汁(どくじる) 戻(もど) 泥(どろ) 或日(あるひ) 家(うち) 濃紫(こむらさき) 慌(あわ) 然(しか) 熊(くま) 熊捕(くまと) 爪(つめ) 牙(きば) 狙(ねら) 猛(たけ) 猿(さる) 生命(いのち) 往(い) 日頃(ひごろ)