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『熊捕り競争』
ふりがな文庫
『
熊捕り競争
(
くまとりきょうそう
)
』
御維新の少し前頃、北海道有珠のアイヌ部落にキクッタとチャラピタといふ二人の少年がゐました。キクッタは十七で、チャラピタは一つ下の十六でした。小さなときから、大へん仲好しで、遊ぶにも魚をとるにも、また罠をかけに行くにも、いつも一しよでした。と …
著者
宮原晃一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
小刀
(
マキリ
)
挺
(
てう
)
生
(
な
)
隠
(
か
)
酋長
(
オツテナ
)
止
(
とど
)
生憎
(
あいに
)
酋長
(
しゆうちやう
)
誰
(
だ
)
中
(
あた
)
御幣
(
イナオ
)
廻
(
まは
)
巨
(
でか
)
局所
(
ところ
)
疋
(
びき
)
部落
(
コタン
)
長
(
たけ
)
電光
(
いなづま
)
僅
(
わづ
)
会所
(
くわいじよ
)
検
(
あらた
)
糞
(
ふん
)
黄
(
きいろ
)
此
(
こ
)
〆
(
しめ
)
殆
(
ほと
)
気質
(
きだて
)
滑稽
(
こつけい
)
為
(
ため
)
牡牛
(
をうし
)
頭布
(
づきん
)
疋
(
ひき
)
誰
(
だれ
)
親父
(
おやぢ
)
睦
(
むつま
)
神様
(
カムイ
)
仆
(
たふ
)
大悦
(
おほよろこ
)
往
(
ゆ
)
可笑
(
をか
)
口惜
(
くやし
)
念
(
おも
)
詫
(
わ
)
疵
(
きず
)
和人
(
シヤモ
)
藪
(
やぶ
)
羆
(
ひぐま
)
罠
(
わな
)
給
(
たま
)
唸
(
うな
)
穂尖
(
ほさき
)
喰
(
く
)
碌
(
ろく
)
弾丸
(
たま
)
吼
(
ほ
)
台尻
(
だいじり
)
貰
(
もら
)
身体
(
からだ
)
逆手
(
さかて
)
只
(
ただ
)
匐
(
は
)
闇
(
やみ
)
附
(
つ
)
前頃
(
まへごろ
)
僕
(
ぼく
)
頗
(
すこぶ
)
仲好
(
なかよ
)
麓
(
ふもと
)
潰
(
つぶ
)
暴風
(
あらし
)
有珠
(
うす
)
梢
(
こずえ
)
斯
(
か
)
樅
(
もみ
)
樺
(
かば
)
掴殺
(
つかみころ
)
掴
(
つか
)
死骸
(
しがい
)
手槍
(
てやり
)
毒汁
(
どくじる
)
戻
(
もど
)
泥
(
どろ
)
或日
(
あるひ
)
家
(
うち
)
濃紫
(
こむらさき
)
慌
(
あわ
)
然
(
しか
)
熊
(
くま
)
熊捕
(
くまと
)
爪
(
つめ
)
牙
(
きば
)
狙
(
ねら
)
猛
(
たけ
)
猿
(
さる
)
生命
(
いのち
)
往
(
い
)
日頃
(
ひごろ
)