“羆”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひぐま77.8%
11.1%
あかぐま5.6%
しぐま5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このほど、友人が私のところへやってきて、君は釣り人であるから、魚類はふんだんに食っているであろうが、まだひぐまの肉は食ったことはあるまい。
香熊 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
お前は私より知識がある、果断がある、……飯のかわりに、ひぐまの毛の虫を食っても、それほど智慧があり、果断もあれば、話は分ろう。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
この野外撮影は、北海道から持ち来ったひぐまと朝鮮牛とを格闘させて両者の猛撃振りを実演させるのであるから、万一羆が柵外へ跳り出して人に飛び掛からぬとも限らない。
熊狩名人 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
いや、お孝と来ては、対手あいての清葉を驚かすためには、裸体はだかで本当のひぐまにも乗兼ねえですが。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
大熊、ひぐま、山猫、とらはんみょう、むささび、麝香鹿じゃこうじか馴鹿トナカイ
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
あらず、わしが欲する処はの、ゆうにあらず、にあらず、牛豚ぎゅうとん、軍鶏にあらず、鰻にあらず。」
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
昔仏王舎城おうしゃじょうおわせし時、六群比丘、獅虎豹豺あぶらを脚に塗り象馬牛羊驢の厩に至る。
北海道ほつかいどうくまは、みんなあかぐま種類しゆるい内地ないちんでゐるくまとはちがひます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
御承知かしらねえが、熊の皮には二十八通りあって、価格ねだんもいろいろあるが、これは北海道のしぐまの皮だ。