“木登”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きのぼ66.7%
きのぼり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よし、ぼくのぼっていってろうや。」と、勇敢ゆうかんで、元気げんきで、木登きのぼりの上手じょうず小田おだがかしののぼりはじめました。小田おだは、したふとえだったとき
すずめの巣 (新字新仮名) / 小川未明(著)
北海道ほつかいどうくまは、みんなあかぐま種類しゆるい内地ないちんでゐるくまとはちがひます。からだ全體ぜんたいくろかほだけが茶色ちやいろのや、かたからむねしろまだらのあるのもゐます。木登きのぼりも水泳みづおよぎも非常ひじよう上手じようずです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
件の小坊主はそのまま後飛うしろとびにまた宙を飛んで、今まで法衣ころもをかけておいた、枝のさきへ長い手でつるさがったと思うと、くるりと釣瓶覆つるべがえしに上へ乗って、それなりさらさらと木登きのぼりをしたのは
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
取った方がいいね。三人の中で木登きのぼりのうまいのは誰だっけ
新宝島 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)