“大悦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおよろこ55.6%
おほよろこ19.4%
たいえつ19.4%
おほよろ2.8%
おほよろこび2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「申(もう)し上げます。町はもうすっかり掃除(そうじ)ができてございます。人民(じんみん)どもはもう大悦(おおよろこ)びでお布令(ふれ)を待(ま)たずきれいに掃除(そうじ)をいたしました」
四又の百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それは大悦(おほよろこ)びでせうよ、それではそれとお諦(きめ)だネ、おまへが買つておやりでなければわたしが買つて贐(せんべつ)にやらうと思つてたのです。おまへ又お忘れでないよ。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
富「へい、お召に依って權六罷出(まかりで)ました、お目見え仰付けられ、權六身に取りまして此の上なく大悦(たいえつ)仕(つかまつ)り、有難く御礼(おんれい)申上げ奉ります」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
御主人様は大悦(おほよろ)こびで、それではその御礼に、おぢいさん、おばあさんに天の羽衣を織つて、御礼にあげなさいと、仰(おつしや)いました。
竜宮の犬 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
「しめたぞ!」と大悦(おほよろこび)で、ぐツと氣を落着(おちつ)け、眼を瞑(つぶ)り、片手(かたて)で後頭部(こうとうぶ)を押へて息を凝(こ)らして考へて見る………頭の中が何か泡立ツてゐるやうにフス/\鳴(な)ツてゐるのが微(かすか)に顳顬(こめかみ)に響く。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)