“おほよろこび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大悦50.0%
大悦喜50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「しめたぞ!」と大悦おほよろこびで、ぐツと氣を落着おちつけ、眼をつぶり、片手かたて後頭部こうとうぶを押へて息をらして考へて見る………頭の中が何か泡立ツてゐるやうにフス/\ツてゐるのがかすか顳顬こめかみに響く。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
私はそれよりもといつて袋戸棚から日本酒の徳利を取出して振つて見ると、案外に澤山入つて居るので、大悦喜おほよろこびで鑵子の中へさし込む。
姉妹 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)