“後頭部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うしろ40.0%
こうとうぶ40.0%
ぼんのくぼ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は少しも空腹を覚えなかったけれど、半ば習慣的に寝椅子から立って、寝癖のついた後頭部うしろを撫ぜながらサン・ルームの食堂に行った。
からだが不自由な曾呂利は、後頭部こうとうぶを床にうちつけて、しばらくは、気がとおくなっていた。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
諸人の後頭部ぼんのくぼを見て閑法をかたるひまに、数歩陣頭に進んで敵の悪を見さだめるのじゃ——いってみれば、身を巷に投ずる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)