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ぼんのくぼ
ふりがな文庫
“ぼんのくぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
頸窩
50.0%
頸窪
39.3%
後頭部
3.6%
盆凹
3.6%
頸窩骨
3.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頸窩
(逆引き)
幅の狭い茶色の帯をちょっきり
結
(
むすび
)
にむすんで、なけなしの髪を
頸窩
(
ぼんのくぼ
)
へ片づけてその
心棒
(
しんぼう
)
に鉛色の
簪
(
かんざし
)
を刺している。そうして
襷掛
(
たすきがけ
)
であった。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぼんのくぼ(頸窩)の例文をもっと
(14作品)
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頸窪
(逆引き)
頸窪
(
ぼんのくぼ
)
に
胡摩塩斑
(
ごましおまだら
)
で、赤
禿
(
は
)
げに額の抜けた、
面
(
つら
)
に、てらてらと
沢
(
つや
)
があって、でっぷりと肥った、が、小鼻の
皺
(
しわ
)
のだらりと深い。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぼんのくぼ(頸窪)の例文をもっと
(11作品)
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後頭部
(逆引き)
諸人の
後頭部
(
ぼんのくぼ
)
を見て閑法をかたるひまに、数歩陣頭に進んで敵の悪を見さだめるのじゃ——いってみれば、身を巷に投ずる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ぼんのくぼ(後頭部)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
盆凹
(逆引き)
三「アヽ鼻血が出た、與助、男の鼻血だから仔細はあるまいけれども、
盆凹
(
ぼんのくぼ
)
の毛を一本抜いて、ちり毛を抜くのは
呪
(
まじねえ
)
だから、アヽ
痛
(
いて
)
え、
其様
(
そんな
)
に沢山抜く奴があるか、
一掴
(
ひとつかみ
)
抜いて」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぼんのくぼ(盆凹)の例文をもっと
(1作品)
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頸窩骨
(逆引き)
と考えて居りますと、
片方
(
かたっぽ
)
では片手で
探
(
さぐ
)
り、
此処
(
こゝ
)
ら
辺
(
あたり
)
が
喉笛
(
のどぶえ
)
と思う処を探り当てゝ、懐から取出したぎらつく刄物を、
逆手
(
さかて
)
に取って、ウヽーンと上から力に任せて
頸窩骨
(
ぼんのくぼ
)
へ
突込
(
つッこ
)
んだ。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぼんのくぼ(頸窩骨)の例文をもっと
(1作品)
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