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頸窩
ふりがな文庫
“頸窩”の読み方と例文
読み方
割合
ぼんのくぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼんのくぼ
(逆引き)
陽子は少年らしい色白な
頸窩
(
ぼんのくぼ
)
や、根気よい指先を見下しながら、内心の思いに捕われていた。その朝彼女の実家から手紙を貰った。
明るい海浜
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
幅の狭い茶色の帯をちょっきり
結
(
むすび
)
にむすんで、なけなしの髪を
頸窩
(
ぼんのくぼ
)
へ片づけてその
心棒
(
しんぼう
)
に鉛色の
簪
(
かんざし
)
を刺している。そうして
襷掛
(
たすきがけ
)
であった。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
春挙氏は石を集め出したのは、
漸
(
やつ
)
とこなひだなのに、もうそんなに噂が高まつたのかと、
頸窩
(
ぼんのくぼ
)
へ手をやつて、満足さうに声を立てて笑つた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
頸窩(ぼんのくぼ)の例文をもっと
(14作品)
見る
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
窩
漢検1級
部首:⽳
14画
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頸窩骨
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