“おおよろこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大悦52.6%
大喜42.1%
大欣2.6%
大驩2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして……と思うむねを半分報知しらせてやれば母親は大悦おおよろこび、文三にはお勢という心宛こころあてが出来たことは知らぬが仏のような慈悲心から
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
そうおしえたものでしたら、みんなは大喜おおよろこびで、おとうさんやおかあさんのところへ、雀躍こおどりしながらけてきました。
お松は大欣おおよろこびで食事もそこそこ、はや手の廻りの用意をします。
母親は眼も口も一ツにして大驩おおよろこび、尋ねぬ人にまで風聴ふいちょうする娘自慢の手前味噌みそしきりによだれを垂らしていた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)