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贐
ふりがな文庫
“贐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はなむけ
84.6%
おく
7.7%
せんべつ
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなむけ
(逆引き)
言ふにも及ばない事、
奴隷
(
どれい
)
の恥も、
苦
(
くるし
)
みも、孫一は、其の座で
解
(
と
)
けて、娘の
哥鬱賢
(
こうつけん
)
が
贐
(
はなむけ
)
した其の鸚鵡を肩に
据
(
す
)
ゑて。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
贐(はなむけ)の例文をもっと
(11作品)
見る
おく
(逆引き)
この稿は彼が米艦に
塔
(
とう
)
じて去らんとするに際し、これを高原君に
贐
(
おく
)
りて紀念となしたるものなりという。松陰が横井
小楠
(
しょうなん
)
翁に送りたるは、横井時雄氏の所蔵に拠る。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
贐(おく)の例文をもっと
(1作品)
見る
せんべつ
(逆引き)
それは
大悦
(
おほよろこ
)
びでせうよ、それではそれとお
諦
(
きめ
)
だネ、おまへが買つておやりでなければわたしが買つて
贐
(
せんべつ
)
にやらうと思つてたのです。おまへ又お忘れでないよ。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
贐(せんべつ)の例文をもっと
(1作品)
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“贐”の意味
《名詞》
(はなむけ)旅立つ人に激励や祝いの気持ちを込めて金品や言葉を贈ること。また、その金品・言葉。
(出典:Wiktionary)
贐
漢検1級
部首:⾙
21画
“贐”のふりがなが多い著者
若松賤子
徳富蘇峰
橘外男
高浜虚子
泉鏡太郎
北原白秋
正岡子規
泉鏡花
夏目漱石
吉川英治