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はなむけ
ふりがな文庫
“はなむけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
餞別
53.3%
餞
21.7%
贐
18.3%
䬻別
1.7%
纒頭
1.7%
門出祝
1.7%
餞行
1.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餞別
(逆引き)
と、誰にも、その至難の大役が思いやられ、悲壮な決死行の門出にある友にたいして、
餞別
(
はなむけ
)
のことばもない心地に打たれたからである。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はなむけ(餞別)の例文をもっと
(32作品)
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餞
(逆引き)
鹿島さんの再び西洋に遊ばんとするに当り、活字を以て
一言
(
いちげん
)
を
餞
(
はなむけ
)
す。あんまりランプ・シエエドなどに感心して来てはいけません。
田端人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
はなむけ(餞)の例文をもっと
(13作品)
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贐
(逆引き)
さらばとて、姫はそれらのものをことごとく中尉の墓所の側室へ納め、
己
(
おの
)
が愛人の死出の旅路の
贐
(
はなむけ
)
とされました。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
はなむけ(贐)の例文をもっと
(11作品)
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▼ すべて表示
䬻別
(逆引き)
最後の
䬻別
(
はなむけ
)
そちに進ぜる! 『現世において安心を得、後世
成仏
(
じょうぶつ
)
せんと思わば、神の
界
(
くに
)
に属しまつる
御一方
(
おんひとかた
)
より、許すとの一言承われ!』
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
はなむけ(䬻別)の例文をもっと
(1作品)
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纒頭
(逆引き)
政子は、かえって、
機嫌
(
きげん
)
よかった。静をさしまねいて、
卯
(
う
)
の花
重
(
がさ
)
ねの
御衣
(
おんぞ
)
を、きょうの
纒頭
(
はなむけ
)
ぞと云って与えた。
日本名婦伝:静御前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はなむけ(纒頭)の例文をもっと
(1作品)
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門出祝
(逆引き)
「よき手柄せよ、勝利のあかつきには、さらに重賞せん」と仰せあって、とりあえず彼への
門出祝
(
はなむけ
)
に
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はなむけ(門出祝)の例文をもっと
(1作品)
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餞行
(逆引き)
然し、
今日
(
こんにち
)
まで親友と思うてをつた君を棄つるからには、これが一生の
別
(
わかれ
)
になるのぢやから、その
餞行
(
はなむけ
)
として
一言
(
いちごん
)
云はんけりやならん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
はなむけ(餞行)の例文をもっと
(1作品)
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