“はなむけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
餞別55.2%
20.7%
17.2%
䬻別1.7%
纒頭1.7%
門出祝1.7%
餞行1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、誰にも、その至難の大役が思いやられ、悲壮な決死行の門出にある友にたいして、餞別のことばもない心地に打たれたからである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鹿島さんの再び西洋に遊ばんとするに当り、活字を以て一言す。あんまりランプ・シエエドなどに感心して来てはいけません。
田端人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
さらばとて、姫はそれらのものをことごとく中尉の墓所の側室へ納め、が愛人の死出の旅路のとされました。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
最後の䬻別そちに進ぜる! 『現世において安心を得、後世成仏せんと思わば、神のに属しまつる御一方より、許すとの一言承われ!』
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
政子は、かえって、機嫌よかった。静をさしまねいて、の花ねの御衣を、きょうの纒頭ぞと云って与えた。
日本名婦伝:静御前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「よき手柄せよ、勝利のあかつきには、さらに重賞せん」と仰せあって、とりあえず彼への門出祝
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
然し、今日まで親友と思うてをつた君を棄つるからには、これが一生のになるのぢやから、その餞行として一言云はんけりやならん。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)