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餞
ふりがな文庫
“餞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はなむけ
52.0%
はなむ
28.0%
せん
12.0%
う
4.0%
うまのはなむけ
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなむけ
(逆引き)
時に依って万歳の叫喚で送られたり、
手巾
(
ハンカチ
)
で名残を惜まれたり、または
嗚咽
(
おえつ
)
でもって不吉な
餞
(
はなむけ
)
を受けるのである。列車番号は一〇三。
列車
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
餞(はなむけ)の例文をもっと
(13作品)
見る
はなむ
(逆引き)
(三) 孔子は魯の君の後援により
南宮敬叔
(
なんぐうけいしゅく
)
とともに周に行って老子に逢った。別れる時に老子は次の言を
餞
(
はなむ
)
けした。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
餞(はなむ)の例文をもっと
(7作品)
見る
せん
(逆引き)
十二日午前、田中某に
一宴
(
いちえん
)
を
餞
(
せん
)
せらるるまま、うごきもえせず飲み
耽
(
ふけ
)
り、ひるいい終わりてたちいでぬ。
安方町
(
やすかたまち
)
に
善知鳥
(
うとう
)
のむかしを忍び、外の浜に南兵衛のおもかげを思う。
突貫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
餞(せん)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
う
(逆引き)
胆
(
きも
)
抜
(
ぬ
)
きて走る鬼、そがあとにただに
餞
(
う
)
ゑつつ
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
餞(う)の例文をもっと
(1作品)
見る
うまのはなむけ
(逆引き)
天平勝宝四年
閏
(
うるう
)
三月、
多治比
(
たじひ
)
真人
鷹主
(
たかぬし
)
が、遣唐副使大伴
胡麿宿禰
(
こまろのすくね
)
を
餞
(
うまのはなむけ
)
して作った歌である。「行き足らはして」は遣唐の任務を充分に果してという意。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
餞(うまのはなむけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
餞
漢検1級
部首:⾷
17画
“餞”を含む語句
餞別
餞行
御餞別
御餞
餞別物
餞宴
餞舌
“餞”のふりがなが多い著者
村井弦斎
小栗虫太郎
高村光太郎
高浜虚子
蘭郁二郎
内田魯庵
幸田露伴
島崎藤村
佐々木邦
斎藤茂吉