“善知鳥”の読み方と例文
読み方割合
うとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青森の親元へ沙汰(さた)をする、手当薬療、息子の腰が立つと、手が切れた。むかいに来た親は、善知鳥(うとう)、うとうと、なきながら子をくわえて皈(かえ)って行(ゆ)く。
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二では謠(うたい)の「善知鳥(うとう)」など、三では「阿漕(あこぎ)」、「鵜飼(うがひ)」など其(その)適例(てきれい)である。幽靈(ゆうれい)は概(がい)して全體(ぜんたい)の性質(せいしつ)が陰氣(いんき)で、凄(すご)いものである。相貌(さうぼう)なども人間(にんげん)と大差(たいさ)はない。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
画(え)を善くして、「外浜画巻(そとがはまがかん)」及「善知鳥(うとう)画軸」がある。剣術は群を抜いていた。壮年の頃村正(むらまさ)作の刀(とう)を佩(お)びて、本所割下水(わりげすい)から大川端(おおかわばた)辺(あたり)までの間を彷徨(ほうこう)して辻斬(つじぎり)をした。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)