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纒頭
ふりがな文庫
“纒頭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てんとう
42.9%
はな
28.6%
しゅうぎ
14.3%
はなむけ
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんとう
(逆引き)
銀座の表通に燈火を輝すカフエーを城郭となし、赤組と云い白組と称する団体を組織し、客の
纒頭
(
てんとう
)
を
貪
(
むさぼ
)
るものは女給の
群
(
むれ
)
である。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
纒頭(てんとう)の例文をもっと
(3作品)
見る
はな
(逆引き)
「芸は申すまでもない。したが、その上にもの
花羞
(
はなはず
)
かしさよ。藤夜叉とやら、それ、
纒頭
(
はな
)
をつかわすぞ」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
纒頭(はな)の例文をもっと
(2作品)
見る
しゅうぎ
(逆引き)
出ないのは当り前ですと、それから順を逐て、
揚代
(
ぎょく
)
の事
纒頭
(
しゅうぎ
)
の事
箱丁
(
はこや
)
の事女中の事、料理屋の事待合の事船宿の事、ことごとく
説明
(
ときあき
)
らめた揚句、遊ぶなら金を遣うこと、遣わぬなら遊ばぬこと
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
纒頭(しゅうぎ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
はなむけ
(逆引き)
政子は、かえって、
機嫌
(
きげん
)
よかった。静をさしまねいて、
卯
(
う
)
の花
重
(
がさ
)
ねの
御衣
(
おんぞ
)
を、きょうの
纒頭
(
はなむけ
)
ぞと云って与えた。
日本名婦伝:静御前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
纒頭(はなむけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“纒頭”の意味
《名詞》
祝儀として出す金銭。
歌舞や演芸を行った者に出す褒美の金銭。
(出典:Wiktionary)
纒
漢検準1級
部首:⽷
22画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“纒”で始まる語句
纒
纒綿
纒繞
纒向
纒持
纒擾
纒綴
纒衣
纒足
検索の候補
惣纒頭
“纒頭”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
与謝野寛
清水紫琴
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永井荷風