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纒繞
ふりがな文庫
“纒繞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まつは
50.0%
てんじょう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まつは
(逆引き)
放縱な血を盛つた重いこの女の身體が、この先き何十年と云ふ長い間を自分の脆弱な腕の先きに
纒繞
(
まつは
)
つて暮らすのかと思ふと、義男はたまらなかつた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
みのるが自分の腕に
纒繞
(
まつは
)
つてゐる爲に、大膽に世間を踏み
躙
(
にじ
)
れないといふ事が自分に禍ひをしてゐるのだと思ふと
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
纒繞(まつは)の例文をもっと
(1作品)
見る
てんじょう
(逆引き)
めざましい
焔色
(
ほのおいろ
)
に塗り立てたモンテ・カルロ行きの乗合自動車は、
橄欖
(
かんらん
)
の林と
竜舌蘭
(
りゅうぜつらん
)
と別荘を浮彫りにしてフエラの岬を右に見て、パガナグリア山の
裾
(
すそ
)
に
纒繞
(
てんじょう
)
する
九折
(
つづらおり
)
の道を
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
纒繞(てんじょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
纒
漢検準1級
部首:⽷
22画
繞
漢検1級
部首:⽷
18画
“纒”で始まる語句
纒
纒綿
纒頭
纒向
纒持
纒擾
纒綴
纒衣
纒足
検索の候補
繞纒
“纒繞”のふりがなが多い著者
田村俊子
久生十蘭