“纒繞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まつは50.0%
てんじょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
放縱な血を盛つた重いこの女の身體が、この先き何十年と云ふ長い間を自分の脆弱な腕の先きに纒繞(まつは)つて暮らすのかと思ふと、義男はたまらなかつた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
みのるが自分の腕に纒繞(まつは)つてゐる爲に、大膽に世間を踏み躙(にじ)れないといふ事が自分に禍ひをしてゐるのだと思ふと
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
めざましい焔色(ほのおいろ)に塗り立てたモンテ・カルロ行きの乗合自動車は、橄欖(かんらん)の林と竜舌蘭(りゅうぜつらん)と別荘を浮彫りにしてフエラの岬を右に見て、パガナグリア山の裾(すそ)に纒繞(てんじょう)する九折(つづらおり)の道を