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纒綿
ふりがな文庫
“纒綿”の読み方と例文
読み方
割合
てんめん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんめん
(逆引き)
といって、
袂
(
たもと
)
を引き留めたものの、やはりお通も、不可抗力なものでただ
纒綿
(
てんめん
)
と泣くだけの女性をしか示すことが出来なかったのである。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幸福中にもまた満足中にも人をして
沈鬱
(
ちんうつ
)
に後方をふり返り見させる記憶の
纒綿
(
てんめん
)
から、彼が免れていたと思ってはいけない。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
例えばゲーテ、シルレル、バイロン、ハイネの如き、何れも情緒
纒綿
(
てんめん
)
たる恋愛詩の詩人であって、同時に一方でヒロイックな叙事詩を書いている。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
纒綿(てんめん)の例文をもっと
(9作品)
見る
纒
漢検準1級
部首:⽷
22画
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
“纒”で始まる語句
纒
纒頭
纒繞
纒向
纒持
纒擾
纒綴
纒衣
纒足
検索の候補
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小川未明