トップ
>
纒繞
>
まつは
ふりがな文庫
“
纒繞
(
まつは
)” の例文
放縱な血を盛つた重いこの女の身體が、この先き何十年と云ふ長い間を自分の脆弱な腕の先きに
纒繞
(
まつは
)
つて暮らすのかと思ふと、義男はたまらなかつた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
みのるが自分の腕に
纒繞
(
まつは
)
つてゐる爲に、大膽に世間を踏み
躙
(
にじ
)
れないといふ事が自分に禍ひをしてゐるのだと思ふと
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
纒
漢検準1級
部首:⽷
22画
繞
漢検1級
部首:⽷
18画
“纒”で始まる語句
纒
纒綿
纒頭
纒向
纒持
纒擾
纒綴
纒衣
纒足